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おすすめ電動コーヒーミルは?コニカル式とその他の違いを解説!

  • 投稿日:2023.04.10

電動コーヒーミルの購入を検討している方の中には「コニカル式って何?」「コニカル式だと何がいいの?」「臼式やプロペラ式など他のタイプとの違いは?」などの疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。本記事では、電動コーヒーミルのタイプを刃の種類ごとに分けて詳しく解説していきます。自分に適切な電動コーヒーミルを購入するために、ぜひ最後まで読み違いを理解してください。

電動コーヒーミル3つのタイプ

電動コーヒーミルの中にもさまざまなタイプがあります。今回は以下3つのタイプに分けて解説します。

1.コニカル式
2.臼式
3.プロペラ式

それぞれのタイプについて詳しく解説していきます。

コニカル式

コニカル式とは、円錐状の回転する歯と固定された歯の間にコーヒー豆を通すことで粉砕する方法です。

歯と歯の間に入ってくるコーヒー豆を切り刻んでいくイメージするとわかりやすいでしょう。

細かい粒度にするのが得意でエスプレッソなどの極細挽きにも対応しているため、業務用のコーヒーグラインダーとして扱われることも多くあります。

プロペラ式や臼式と比較すると価格帯が高く、サイズが大きいなどのデメリットはありますが、均一性が高くお店と同じクオリティでコーヒー豆を挽くことが可能です。

臼式

臼式とは、向かい合った2つの平面歯の間でコーヒー豆を粉砕する方法です。

臼のようにコーヒー豆をすり潰すのをイメージするとわかりやすいでしょう。

臼式はコニカル式と同じでコーヒー豆が通過する、歯と歯の隙間を調整することで挽き目を変えられるため簡単に挽き目の調整ができます。

ただし、エスプレッソ用の極細挽きに対応できない、摩擦熱が起きやすく香り成分が飛びやすい、メンテナンスが大変などのデメリットもあります。

プロペラ式

プロペラ式とは、プロペラ状の刃を回転させてコーヒー豆を粉砕する方法です。

刃を回転させてコーヒー豆にぶつけて粉砕するのをイメージするとわかりやすいでしょう。

プロペラ式は、回し続ける時間で挽き目を調整するため挽き目の調整が難しいことや刃の当たり方がランダムなため粒度にムラが発生するなどのデメリットが目立ちます。

しかし、本体の価格が3,000円程度と安価で手軽に購入できることやサイズが小さくて置き場に困らないなど、初心者や入門者にはおすすめできるメリットもあります。

【目的別】電動コーヒーミルの選び方

コニカル式、臼式、プロペラ式には、それぞれにメリットやデメリットがありますが、いざ購入するとなると、どれを購入すべきかわからない方もいるでしょう。

そこで以下3つのパターンに分けて、目的に合った選ぶべきタイプをご紹介します。

1.とにかく安く手に入れたい
2.美味しいコーヒーを飲みたい
3.こだわってコーヒーを飲みたい

それぞれの選び方について詳しく解説していきます。

1.とにかく安く手に入れたい

とにかく安く手に入れたい方には、プロペラ式がおすすめです。

プロペラ式を他のタイプと比較すると、性能面でデメリットに感じる点は多くありますが、1番安くてお手軽なタイプになっています。

均一性や挽き目にこだわりがなく、とにかく自動で挽くことが可能なコーヒーミルを安く手に入れたい方はプロペラ式を選びましょう。

中途半端な価格帯のものを買って後悔するくらいなら、まずはとにかく安いモデルを買う選択もおすすめします。

2.美味しいコーヒーを飲みたい

家庭で毎日美味しいコーヒーを飲みたいという方は、臼式がおすすめです。

臼式はプロペラ式と比較して粒度が均一で、挽き目の再現性も高いコーヒーミルになっています。

そのため安定した味のコーヒーを毎日飲めます。挽き目の調整もダイヤルで簡単に調整できることが多く、初心者でも使いやすいでしょう。

ただし、エスプレッソ用に極細挽きを求めている方や挽き目の微調整をしたい方には少し物足りないかもしれません。

3.こだわってコーヒーを飲みたい

自分好みの味にこだわってコーヒーを飲みたい方は、コニカル式がおすすめです。

極細挽きから粗挽きまで幅広い挽き目に対応できるため、エスプレッソからハンドドリップまで、どの挽き目にも調整できます。

実際のお店でもコニカル式のコーヒーミルを利用していることが多く、お店の味とも近い味わいを家庭で楽しめるでしょう。

臼式よりも価格は高くなりますが、汎用性も高くて初心者から上級者まで使い勝手のよいコーヒーミルとなっています。

まとめ:コニカル式の電動コーヒーミルを買っておけば間違いない!

電動コーヒーミルには、コニカル式、臼式、プロペラ式の3タイプがあります。

タイプごとにメリットやデメリットがありますが、迷っている方はコニカル式を購入しておけば後悔しないでしょう。

3つのタイプの中では1番価格が高くなっていますが、性能や汎用性、後で買い換えることを考えたら結果的にお得になります。

最近では、2万円以下で購入できる家庭用向けのコニカル式コーヒーグラインダーも登場しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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 岡田 滉平

岡田 滉平

はじめまして、バリスタ兼Webライターの岡田です。

現在はカフェでバリスタをしながら、自分のコーヒーブランドを運営しています。(イベント出店やオーダーメイドのブレンド豆をEC販売)

実務経験や資格取得の際に学んだ知識を活かして、コーヒー記事の執筆やコーヒーメディアの監修も行っています。

取得資格
SFCA認定コーヒーソムリエ/JCQA認定コーヒーインストラクター3級/日本創芸学院認定コーヒーコーディネーター/食品衛生責任者