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電動と手動コーヒーミルの違いは?メリットとデメリットで比較!

  • 投稿日:2023.04.09

これからコーヒーミルを購入しようと考えている方の中には「電動と手動ではどっちがおすすめ?」「そもそも電動と手動はどう違う?」「電動と手動のメリット、デメリットは?」などの疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。本記事では、電動と手動コーヒーミルそれぞれのメリットとデメリットを解説します。これからコーヒーミルを購入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

電動コーヒーミルのメリット3つ

電動コーヒーミルには、以下3つのメリットがあります。
1.一度に多くの量が挽ける
2.時短になる
3.同時作業ができる

それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

メリット1:一度に多くの量が挽ける

1人分ではなく複数人分を一度に挽きたい場合には、電動のコーヒーミルがおすすめです。

手動コーヒーミルは1〜2人分の量を想定して作られていますが、電動コーヒーミルの場合は3〜4人分の量まで挽くことができます。

自分1人のために利用するのではなく、家族やお客さんが来たときに利用したい方は、電動コーヒーミルを購入した方がよいでしょう。

メリット2:時短になる

手動コーヒーミルの場合、コーヒー豆を挽き終えるのに早くても1分ほどはかかりますが、電動コーヒーミルの場合は数秒で挽き終わります。

コーヒー豆をセットしボタンを押すだけでよいため、忙しい朝など時間がないときでもコーヒーを飲みたい方にはおすすめです。

また、複数人分のコーヒーを淹れたい場合にも時短になるため、来客用などに使用するのもよいでしょう。

メリット3:同時作業ができる

手動コーヒーミルの場合は、両手が塞がるため他の作業と同時進行はできません。

しかし電動コーヒーミルの場合は、スタートボタンを押したあとは挽き終わるのを待つだけのため、豆を挽いている最中には他の作業もできます。

豆を挽いている間にコーヒー器具やコーヒーマシンの準備をしておけば、スムーズにコーヒーを淹れることができるでしょう。

電動コーヒーミルのデメリット3つ

電動コーヒーミルには、以下3つのデメリットがあります。

1.価格が高い
2.騒音がする
3.サイズが大きい

それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。

デメリット1:価格が高い

電動コーヒーミルは、手動コーヒーミルと比較して価格が高い傾向にあります。

性能によっても異なりますが、手動コーヒーミルが1万円以下で購入できるのに対して、電動コーヒーミルの場合は2〜3万円ほどです。

初めてコーヒーミルを購入する方にとっては、少しハードルが高いと感じる方もいるでしょ。

デメリット2:騒音がする

電動コーヒーミルは、豆を挽くときに大きな音がするため、早朝や夜の使用は控えるべきです。

マンションやアパートに住んでいる方であれば、隣の住人から苦情が来ることもあるかもしれません。

そのくらい電動コーヒーミルは騒音がするため、早朝や夜に利用したい方は手動コーヒーミルをおすすめします。

デメリット3:サイズが大きい

電動コーヒーミルのサイズは大きいため、台所やテーブルに置きたいけどスペースが足りない場合があります。

電動コーヒーミルを購入する場合には、事前にサイズを確認し、置く場所を決めてから購入するのがよいでしょう。

家具を購入する前のように置こうと考えている場所と製品の寸法は、きちんと確認しておくのがおすすめです。

手動コーヒーミルのメリット3つ

手動コーヒーミルには、以下3つのメリットがあります。

1.挽く時間を楽しめる
2.電気がなくても利用できる
3.摩擦熱を抑えられる

それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

メリット1:挽く時間を楽しめる

電動の場合はコーヒー豆を機械に入れて終わりですが、手動コーヒーミルの場合は挽く時間から楽しめるメリットがあります。

豆の種類や焙煎度合いによって手応えが変わるため、その違いを比較するのも楽しいでしょう。

豆を挽き終わったあとには、達成感を味わえるため時間があるときにはゆっくりと手動でコーヒー豆を挽くのもおすすめです。

メリット2:電気がなくても利用できる

電動コーヒーミルの場合は電気がないと動かないため、基本的にはコンセントのある家庭でしか利用できません。

しかし、手動コーヒーミルの場合は電気の有無に関係なくどこでも利用できます。

キャンプや登山など、アウトドアのときに屋外でも楽しめるのは、手動コーヒーミルの大きなメリットの1つでしょう。

メリット3:摩擦熱を抑えられる

電動コーヒーミルの場合、一定の回転数で刃が自動回転します。

そのため回転によって発生する摩擦熱をコントロールすることはできず、その摩擦熱によってコーヒーの香りや風味が損なわれてしまうことがあります。

しかし、手動コーヒーミルの場合は手動で回転数を変更できるため、ゆっくりと回せば摩擦熱を抑えることができるでしょう。

手動コーヒーミルのデメリット3つ

手動コーヒーミルには、以下3つのデメリットがあります。

1.一度に挽ける量が少ない
2.時間がないと利用できない
3.腕が疲れる

それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。

デメリット1:一度に挽ける量が少ない

手動コーヒーミルでは、2杯分以上のコーヒー豆をまとめて挽けない場合があります。

コーヒーミルの容量が小さく、一度に入れられるコーヒー豆の最大容量が少ないためです。

もしも2杯分以上のコーヒー豆を挽きたい場合は、2回に分ける必要があり、電動コーヒーミルと比較して時間や手間がかかるでしょう。

デメリット2:時間がないと利用できない

電動コーヒーミルの場合は機械に豆を入れて電源を押すだけですが、手動コーヒーミルの場合は手動で回さなければいけません。

そのため、コーヒー豆を挽き終えるのに数秒では終わらず、数分はかかってしまいます。

バタバタと慌ただしい朝の時間などにコーヒー豆を飲みたい方にはおすすめしません。

デメリット3:腕が疲れる

手動コーヒーミルは、実際にやってみると想像以上に腕が疲れて大変です。

数回程度であれば楽しみながらできますが、毎回と考えるとコーヒー豆を挽くのがめんどうに感じる方もいるでしょう。

特にエスプレッソ用など、細かく挽きたい場合や一度にたくさんのコーヒー豆を挽きたい方にはおすすめしません。

まとめ:これから新しく買うなら電動コーヒーミルがおすすめ!

電動コーヒーミルと手動コーヒーミルのメリット、デメリットを解説しました。

それぞれにメリットとデメリットがありますが、これから新しく購入するのは電動コーヒーミルがおすすめです。

手動コーヒーミルを購入しても、いずれ電動コーヒーミルが欲しくなったり、買い換えようとなったりするからです。

電動コーヒーミルの方が値段は高くなりますが、長い期間使用することも考えると電動コーヒーミルの方がお得になります。

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 岡田 滉平

岡田 滉平

はじめまして、バリスタ兼Webライターの岡田です。

現在はカフェでバリスタをしながら、自分のコーヒーブランドを運営しています。(イベント出店やオーダーメイドのブレンド豆をEC販売)

実務経験や資格取得の際に学んだ知識を活かして、コーヒー記事の執筆やコーヒーメディアの監修も行っています。

取得資格
SFCA認定コーヒーソムリエ/JCQA認定コーヒーインストラクター3級/日本創芸学院認定コーヒーコーディネーター/食品衛生責任者