ライソンの重量感知式コーヒーグラインダー
重量感知式コーヒーグラインダーHAKARUは、ライソン株式会社から2023年1月16日(月)に新発売された家庭用の電動コーヒーグラインダーです。
あらかじめ挽きたい量を設定しておくことで、コーヒー豆を自動計量して挽いてくれます。
毎回コーヒー豆を挽く前に計量するのがめんどくさいと思っていた方にとっては、とても魅力的な商品といえるでしょう。
重量感知式とは?
重量感知式とは、挽いたコーヒーの重さを計量できる機能です。
この機能を活用することで、設定重量になったら挽くのを自動でストップできます。
通常のコーヒーミルの場合は、重量ではなく時間で挽く量を調整する、もしくは事前にコーヒー豆の量を計ってから挽くのが一般的となっています。
そのため、重量感知式コーヒーグラインダーHAKARUのような重量感知式という機械を見たことがない方も多いでしょう。
重量感知式コーヒーグラインダーHAKARUの特徴
重量感知式コーヒーグラインダーHAKARUの特徴は以下の3点です。
1.挽き目を無段階で調整できる
2.1度に最大60gまで挽ける
3.自動計量なのに価格が安い
通常、重量感知式コーヒーグラインダーHAKARUのように挽き目を無段階で調整できたり、自動計量できたりするコーヒーグラインダーは5万円以上します。
しかし、重量感知式コーヒーグラインダーHAKARUの場合は税込27,280円とお手軽に購入できるため家庭用マシンとしておすすめです。
重量感知式コーヒーグラインダーHAKARUの使い方
重量感知式コーヒーグラインダーHAKARUの使い方を簡単にご紹介します。使い方の手順は以下のとおりです。
1.ホッパーを回して挽き目を調整する
2.ホッパーにコーヒー豆を入れる
3.電源を入れて、豆の挽く量を設定する
4.スタートボタンを押して豆を挽く
重量感知式コーヒーグラインダーHAKARUの使い方はシンプルであり、挽き目と挽く豆の量を設定するだけです。
KalitaナイスカットGと比較
今回はコーヒー器具メーカーとしても有名なKalita株式会社の製品「ナイスカットG」と比較します。
ナイスカットGはプロのバリスタから家庭用マシンとしても愛されているコーヒーグラインダーの1つです。
喫茶店や小さなカフェ、個人のコーヒー屋さんなど、実際に使用されているお店もあります。
そんなナイスカットGと重量感知式コーヒーグラインダーHAKARUを比較していきます。
KalitaナイスカットGの特徴
ナイスカットGの特徴は以下の3点です。
1.挽き目を15段階で調整できる
2.刃には耐久性の高い素材が使われている
3.摩擦熱を抑えるための回転数になっている
業務用グラインダーを一般家庭用にダウンサイジングして作られたモデルのため、挽き目の精度や摩擦熱を抑える回転数の設定など業務用レベルのグラインダーとなっています。
KalitaナイスカットGの使い方
KalitaナイスカットGの使い方を簡単にご紹介します。使い方の手順は以下のとおりです。
1.調整ダイヤルを回して挽き目を調整する
2.コーヒー豆の量を計る
3.計ったコーヒー豆をホッパーに入れる
4.電源を入れる
KalitaナイスカットGの使い方もシンプルですが、重量感知式コーヒーグラインダーHAKARUとは異なり、コーヒー豆を挽く前には計量が必要です。
HAKARUとナイスカットGの違い
重量感知式コーヒーグラインダーHAKARUとKalitaナイスカットGの大きな違いを3つ解説します。今回解説するのは以下3点です。
1.価格
2.挽き目の自由度
3.刃の形状
それぞれの違いについて詳しく解説していきます。
価格
重量感知式コーヒーグラインダーHAKARUは税込27,280円ですが、KalitaナイスカットGは39,000円ほどで倍の金額となっています。
現在、KalitaナイスカットGは生産終了しており、販売されているのは次世代モデルのNEXT Gのみです。ちなみに価格は税込63,800円となっています。
挽き目の自由度
重量感知式コーヒーグラインダーHAKARUは無段階で挽き目を調整できますが、KalitaナイスカットGは15段階調整となっています。
無段階で調整できる方が挽き目の自由度が高いため、自分の好みに合わせて調整ができます。
刃の形状
重量感知式コーヒーグラインダーHAKARUはコニカル式ですが、KalitaナイスカットGはフラット式です。
業務用の上位モデルではフラット式の方が多く採用されていますが、摩擦熱が入りやすかったり騒音の対策が必要だったりします。
まとめ:家庭で使うならコスパ最強の重量感知式コーヒーグラインダーHAKARU!
今回は、重量感知式コーヒーグラインダーHAKARUとKalitaナイスカットGを比較してみました。
価格が倍以上高いKalitaナイスカットGの方がもちろん業務用に近いグラインダーです。
しかし、重量感知式コーヒーグラインダーHAKARUは家庭で簡単に美味しいコーヒーが飲めるように考えられて作られています。
価格がお手頃なだけでなく、コーヒー豆を計らなくても自動で欲しい量が挽けるなど、使い勝手はよいでしょう。
家庭で使うなら、まずは重量感知式コーヒーグラインダーHAKARUをおすすめします。
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岡田 滉平
はじめまして、バリスタ兼Webライターの岡田です。
現在はカフェでバリスタをしながら、自分のコーヒーブランドを運営しています。(イベント出店やオーダーメイドのブレンド豆をEC販売)
実務経験や資格取得の際に学んだ知識を活かして、コーヒー記事の執筆やコーヒーメディアの監修も行っています。
取得資格
SFCA認定コーヒーソムリエ/JCQA認定コーヒーインストラクター3級/日本創芸学院認定コーヒーコーディネーター/食品衛生責任者