美味しいコーヒーとは?
美味しいとは主観であり、人それぞれに基準が異なります。
そのため、まずは本記事が指す「美味しいコーヒー」について説明します。
本記事では、以下の3つを満たす場合に美味しいコーヒーと定義します。
・しっかりと香りを感じられるコーヒー
・酸化による嫌な味わいがない
・苦味と酸味のバランスが取れている
コーヒーの美味しさを決める3つの要素
コーヒーの美味しさを決める要素は、以下の3つです。
1.香り
2.味わい
3.濃度
それぞれの要素が、なぜ美味しさを決めるのか詳しく解説していきます。
1.香り
コーヒーの香りは、粉に挽いたとき、お湯を注いだとき、液体を口に含んだときの3段階で感じられます。コーヒーを飲むときには、味だけではなく香りも含めて楽しんでいる方は多いでしょう。実際に、コーヒーは飲めないけどコーヒーの香りは好きと、香りを楽しんでいる方もいます。そのためコーヒーの香りは、美味しさを決める1つの要素です。
2.味わい
コーヒーは、果実やチョコレートなどにたとえられる複雑な味わいがある飲み物です。複雑な味わいは、オレンジやチョコレート、ナッツのような味と、複数の組み合わせで表現されます。オレンジのような柑橘系の味を美味しいと感じる方もいれば、チョコレートのような甘い味を美味しいと感じる方もいるでしょう。そのため味わいは、飲む人に対して美味しいか美味しくないかを判断する大切な要素です。
3.濃度
コーヒーの濃度は、単純に濃いとか薄いではなく、苦味や酸味に影響を与えます。そのため、濃度はコーヒーの美味しさを決める要素です。実際、苦いコーヒーが好きという人もいれば、苦いコーヒーは嫌いという人もいます。同じコーヒー豆であっても、濃度によって美味しいと感じるかどうかは変わるのです。
自宅で美味しいコーヒーを飲むためのポイント
自宅で美味しいコーヒーを飲むためのポイントは、以下の3つです。
1.新鮮なコーヒー豆を使用する
2.コーヒーを淹れる直前に豆を挽く
3.コーヒー豆の量を計る
それぞれのポイントを詳しく解説していきます。
ポイント1:新鮮なコーヒー豆を使用する
一般的にコーヒー豆は、焙煎してから2週間〜1ヶ月以内に飲みきるのがよいと言われています。焙煎後は時間経過とともに、コーヒー豆が酸化することで香り成分がなくなっていくからです。そのためコーヒー豆は、なるべく1ヶ月以内に飲みきれる量を買うのがポイントです。焙煎後1ヶ月以上経ったコーヒー豆は、香りが失われ美味しさが軽減している可能性があるため、なるべく新鮮なコーヒー豆を使用しましょう。
ポイント2:コーヒーを淹れる直前に豆を挽く
コーヒー豆は、粉の状態ではなく豆の状態で購入するのがポイントです。豆を挽いて粉にしてしまうと、空気と触れやすくなるため酸化がより進みます。そのため美味しいコーヒーを飲むためには、コーヒー豆の状態で購入して淹れる直前に挽くのがおすすめです。新鮮なコーヒー豆でも粉の状態では、豆よりも早く酸化してしまうので注意しましょう。
ポイント3:コーヒー豆の量を計る
使用するコーヒー豆の量は、コーヒーの濃度に影響します。コーヒー豆の量が少なければ濃度は低く、多ければ濃度は高くなるでしょう。濃度が高いと苦く感じ、濃度が低いと酸っぱく感じるため、量を計って淹れることで苦味と酸味のバランスがとれたコーヒーになります。コーヒー豆の量だけではなく、挽き目の粒度や使用するお湯の温度、抽出時間にも影響しますが、コーヒー豆の量で調整するのが1番簡単でしょう。
まとめ:自宅で美味しいコーヒーを飲むためにはコーヒーミルが必要!
自宅で美味しいコーヒーを飲むためのポイントは、
・新鮮なコーヒー豆を使用する
・コーヒーを淹れる直前に豆を挽く
・コーヒー豆の量を計る
の3つでした。
そのため、自宅で美味しいコーヒーを飲むためには、コーヒーミルが必要です。
もしコーヒーミルを持っていない方がいれば、まずはコーヒーミルを購入するのをおすすめします。
設定したコーヒー豆の量を自動で挽いてくれるコーヒーミルもあるため、これからコーヒーミルを購入しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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岡田 滉平
はじめまして、バリスタ兼Webライターの岡田です。
現在はカフェでバリスタをしながら、自分のコーヒーブランドを運営しています。(イベント出店やオーダーメイドのブレンド豆をEC販売)
実務経験や資格取得の際に学んだ知識を活かして、コーヒー記事の執筆やコーヒーメディアの監修も行っています。
取得資格
SFCA認定コーヒーソムリエ/JCQA認定コーヒーインストラクター3級/日本創芸学院認定コーヒーコーディネーター/食品衛生責任者