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実験!ファストフードの揚げ物を揚げ直してみた

  • 投稿日:2021.08.05

ファストフードの揚げ物は鮮度が命と言っていいほど、サクサク、カリカリの状態で食べたい人が多いのではないでしょうか。購入してから時間が経ってしまうとしなしな、モサモサしてしまうファストフードの揚げ物を、ライソンの揚げ物名人の手にかかったらどのような状態になるのか検証してみました。

揚げ直し名人とは?

「揚げ直し名人」は、冷えた揚げ物を本体の中に入れて温度・時間を設定すると、内部で最大200°Cの熱風が高速で循環し、揚げ物を温め直してくれるという製品です。油を使わずに揚げ物調理ができるので、「ノンオイルフライヤー」と同じような機構になっています。また、冷えた揚げ物や惣菜などの温め直しはもちろん、冷凍の揚げ物の温めにも対応しています。操作方法は簡単で、温度と調理時間のダイヤルをセットするだけなので、誰でも自宅で簡単に美味しく揚げたてのようなサクサク感が味わえます。付属の説明書に目安が記されているので、ぜひ参考にしてみてください。

今回用意したのはマクドナルドの揚げ物3品

今回はファストフードの王道、マクドナルドの3品で仕上がりやテクスチャーなどを比較してみました。
1.フライドポテト
2.チキンナゲット
3.アップルパイ

冷めた状態は...

店舗で購入してから1時間ほど経過したものです。それぞれ冷めた状態のものを評価・レビューしていきましょう。

フライドポテト

サクサク度 :★☆☆☆☆
ジューシー度:★☆☆☆☆
油ぎれ具合 :★★☆☆☆
やはり時間が経ってしまうとしなしな感や固さを強く感じました。また、ポテトの中身がスカスカしていて食べ応えがありませんでした。やはり出来立てが一番とあらためて思います。

チキンナゲット

サクサク度 :★☆☆☆☆
ジューシー度:★★☆☆☆
油ぎれ具合 :★★★☆☆
衣の食感があまり良くなく、中の肉も固さがあり歯切れが悪かったです。また、ねっとり感があり、全体的にテクスチャーがよくありませんでした。

アップルパイ

サクサク度 :★★★★☆
ジューシー度:★★★☆☆
油ぎれ具合 :★★★☆☆
時間が経っていても外はサクサク、中はしっとりしていてとてもおいしかったです。マックのアップルパイは冷めても美味しい。

いざ、揚げ直し!!!

まずはそれぞれを揚げ物名人の中にセットし、160℃、7分で揚げ直してみました。出来上がりを見たところ、もう少し揚げ時間を長めにしても良さそうだったので、1分追加し、合計8分加熱しました。

揚げ直したマックのお味は?

フライドポテト

サクサク度 :★★★☆☆
ジューシー度:★☆☆☆☆
油ぎれ具合 :★★★☆☆
じゃがいもの水分が抜けてしまい、中身の食感が失われた感じがしました。やっぱりフライドポテトは揚げたての状態が一番美味しく食べれると思いました。

チキンナゲット

サクサク度 :★★★☆☆
ジューシー度:★★★☆☆
油ぎれ具合 :★★★☆☆
揚げ直し前より衣のサクサク感は増したものの、口に入れた瞬間固さが目立ち、肉のパサつきが気になりました。ねっとり感は揚げる前と変化はなく、口に残る感じでした。ただレンジで温めるよりはだいぶ美味しく仕上がります。

アップルパイ

サクサク度 :★★★★★
ジューシー度:★★★☆☆
油ぎれ具合 :★★★☆☆
揚げ直す前もサクサク感はありましたが、さらにカリッとしていて食感がとても良かったです。餡とのバランスも良く、美味しく食べることができました。

まとめ

今回はマクドナルドの3品で比較してみましたが、揚げ直しに一番向いているものはアップルパイでした。揚げ直すことによってサクサク感が増して、まるで焼き立てのような食感を楽しむことができました。フライドポテトやチキンナゲットは長時間加熱してしまうと水分が失われてしまうので、様子を見ながら時間や温度を調節すると良いでしょう。

揚げ直し名人のご購入はこちら

レシピ監修  合同会社 HITOOMOI

レシピ監修  合同会社 HITOOMOI

HITOOMOIはフードコーディネーター・管理栄養士が在籍する、料理研究家の会社です。
私たちは大切な人のための、手作りの食事で
「作る人・食べる人」
お互いが大事にされていることを実感し生きててよかったと思える社会を創ることを目指しています。
https://www.hitoomoi.com/