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自家焙煎「ペルー ラ・パレスチナ」2週間後の味わいは?

  • 投稿日:2020.09.23

この記事では、ペルー産「COEラ・パレスチナ」の焙煎2週間後の味わいや香りの変化をレビューしています。自家焙煎をしていて味わいの劣化が気になる方や、好みの生豆を探している方は参考にしてください。尚、焙煎機は、ライソンのホームロースターRT-01を使用しました。

「ペルーCOEラ・パレスチナ」焙煎直後の味わい【レビュー】

2週間前、「ペルーCOEラ・パレスチナ」をライソンのホームロースター RT-01で焙煎しました。
ホームロースター RT-01では、中煎り[MEDI]と深煎り[DARK]に自動で煎り分けることができます。
焙煎直後の「ペルーCOEラ・パレスチナ」をそれぞれの焙煎度ごとにハンドドリップで淹れてみました。

「ペルーCOEラ・パレスチナ」中煎りの焙煎直後の味わい

焙煎したてのペルーCOEラ・パレスチナ中煎り[MEDI]は、雑味のないクリアな味わいが特徴。苦味と酸味は控えめで飲みやすいです。甘みと芳醇な香りが口の中に広がり、鼻に抜けていきます。

「ペルーCOEラ・パレスチナ」深煎りの焙煎直後の味わい

焙煎したてのペルーCOEラ・パレスチナ深煎り[DARK]は、口に含んだ瞬間の量感が素晴らしく味わいに立体感があるのが特徴です。舌には甘みとコクが広がり、満足感があります。なめらかで口当たりが良いです。

「ペルーCOEラ・パレスチナ」焙煎2週間後の味わい【レビュー】

では、焙煎から2週間経った「ペルーCOEラ・パレスチナ」の味わいはどう変化したのでしょうか?
焙煎2週間後の「ペルーCOEラ・パレスチナ」も、それぞれの焙煎度ごとにハンドドリップで淹れてみました。

「ペルーCOEラ・パレスチナ」中煎りの焙煎2週間後の味わい

2週間経ったペルーCOEラ・パレスチナ中煎り[MEDI]は、やや味が平坦になり焙煎直後ほどの引き立つ香りや甘みはありません。また、若干酸っぱさも感じられ始める頃合いです。保存方法にもよりますが、豆本来の味わいを楽しみたいのであれば2週間以内を目処に飲みきりましょう。

「ペルーCOEラ・パレスチナ」深煎りの焙煎2週間後の味わい

2週間経った深煎り[DARK]のペルーCOEラ・パレスチナも、やはり味は平坦になった印象が感じられます。元々クセがない味わいが特徴なので、仕方がないのかもしれません。ただ、目立った酸っぱさやエグ味は感じられませんでした。

まとめ:自家焙煎「ペルーCOEラ・パレスチナ」2週間後の味わい【レビュー】

「ペルーCOEラ・パレスチナ」は焙煎から2週間経つと、焙煎したてよりも味がやや平坦になる印象が感じられます。
「ペルーCOEラ・パレスチナ」に特徴的な果実感や芳醇なアロマは、やはり焙煎から日が経つとどうしても飛んでしまうようです。
非常に繊細で品の良いフレーバーを持った上質なコーヒー豆なので、焙煎した後は密封できる容器に保存して早めに飲みきるようにしましょう。

今野直倫

今野直倫

放浪のバリスタ兼WEBライター。
JSFCAコーヒーソムリエ・食品衛生責任者・飲食営業許可取得。

全国各地でカフェを開催。
自家焙煎のコーヒーを焼きたて、挽きたて、淹れたてにこだわって、
お客さんの目の前で一杯一杯ハンドドリップ抽出。

コーヒーの知見を活かしてWEBライターとしても活動中。
自家焙煎やお家カフェの楽しみ方や、役に立つコーヒーの知識をお届けします。