グアテマラ生豆「ブルーレイク」の特徴
コーヒー栽培の盛んなグアテマラの8大コーヒー産地の中でも、特に濃厚なコクを持つコーヒーが採れるといわれるアンティグア地区。
グアテマラ産の「ブルーレイク」は、そんなアンティグア地区に位置する中南米でもっとも美しいアティトラン湖の周辺地域で栽培されます。
アティトラン湖をイメージした「ブルーレイク」という名前にふさわしい濃厚なコクや甘い香りなどの品質の高さを持つ、ブルボン種のスペシャルロットです。
ハンドピックで生豆を選別する
焙煎前にはハンドピックで欠点豆を取り除いておくと、自家焙煎コーヒーをより美味しく楽しむことができます。
なぜなら、形の異なった豆によって焙煎にムラができたり、悪くなった豆によって風味が損なわれたりするからです。
一般的な欠点豆の混入率が20%程度なのに対して、ブルーレイクの欠点豆は10%程度です。欠点豆を探すのが難しいくらい、品質の良いロットです。
ホームロースター RT-01で焙煎する
焙煎にはホームロースター RT-01を使います。
1. 生豆の量を計る(40〜60g)
2. 生豆を本体に入れる
3. 電源を入れてボタンを押す(MEDI[中煎り]/DARK[深煎り])
4. 約20分で焙煎から冷却まで完了
通常、手回し焙煎機や手網焙煎機では焙煎後にうちわやドライヤーで冷却する必要がありますが、ホームロースター RT-01では冷却まで自動で行われます。
火傷に気をつけて焙煎機から取り出せば、すぐに焙煎したてを飲むことができます。
MEDIの設定で焙煎したブルーレイクはこれくらいの色合いになります。
DARKの設定で焙煎したブルーレイクはこれくらいの色合いになります。
焙煎した豆を密閉容器に入れて保存する
焙煎した豆は粗熱を取ったら、密閉できる容器に入れて保存しておきましょう。
また、冷暗所で保管することもコーヒー豆を美味しく保つコツです。
自家焙煎グアテマラ生豆「ブルーレイク」の味わい
焙煎したブルーレイクを、ハンドドリップで淹れて実際に飲んでみました。
MEDIの設定で焙煎したブルーレイクの味わい
MEDIの設定で焙煎したブルーレイクは、豊かな甘い香りと爽やかなフレーバーが特徴。一口含むと口の中が甘い香りで満たされ、フルーティーで爽やかな風味が喉をするりと通り抜けます。冷たい氷できゅっと締めて、アイスコーヒーで飲んでも美味しいです。
DARKの設定で焙煎したブルーレイクの味わい
DARKの設定で焙煎したブルーレイクは、なめらかな口当たりと豊かなコクが特徴。酸味はほとんどなく、苦味もマイルドで落ち着いた印象です。全体的に丸みのある味わい・口当たりで、ゆっくり落ち着いて飲みたくなる焙煎度ですね。
まとめ
ブルーレイクのおすすめの焙煎度合いはMEDIです。グアテマラ「ブルーレイク」の特徴的な甘味と華やかさを感じられます。「ブルーレイク」の名にふさわしいクリーンなカップなので、華やかな香りを堪能しながらゴクゴクいけてしまうコーヒーです。
今野直倫
放浪のバリスタ兼WEBライター。
JSFCAコーヒーソムリエ・食品衛生責任者・飲食営業許可取得。
全国各地でカフェを開催。
自家焙煎のコーヒーを焼きたて、挽きたて、淹れたてにこだわって、
お客さんの目の前で一杯一杯ハンドドリップ抽出。
コーヒーの知見を活かしてWEBライターとしても活動中。
自家焙煎やお家カフェの楽しみ方や、役に立つコーヒーの知識をお届けします。