ジャマイカ生豆「ブルーマウンテン No.1 クライスデール」の特徴
「ブルーマウンテン」とは、ジャマイカのブルーマウンテンエリアといわれるコーヒーの栽培に適した山岳地帯でのみ栽培されているコーヒーのことを指します。
「ブルーマウンテン No.1 クライスデール」は、もちろん100%本物のシングルオリジンコーヒーです。コーヒーを商業ベースで生産した最初の農園といわれるクライスデール農園で栽培されています。
ブルーマウンテンの中でも特に品質の良いコーヒー豆といわれている「ブルーマウンテン No.1 クライスデール」の芳醇な香りと味わいは、他のコーヒーの追随を許しません。
ジャマイカ生豆「ブルーマウンテン No.1 クライスデール」の自家焙煎手順
お家でコーヒー豆を焙煎する手順は、以下の通りです。
ハンドピックで生豆を選別する
焙煎前にはハンドピックで欠点豆を取り除いておくと、自家焙煎コーヒーをより美味しく楽しむことができます。
なぜなら、形の異なった豆によって焙煎にムラができたり、悪くなった豆によって風味が損なわれたりするからです。
一般的な欠点豆の混入率が20%程度なのに対して、今回焙煎したブルーマウンテン No.1 クライスデールの欠点豆はわずか11%程度でした。粒の大きさも揃っていて、焼きムラも少なそうです。
ホームロースター RT-01で焙煎する
焙煎にはホームロースター RT-01を使います。
1. 生豆の量を計る(40〜60g)
2. 生豆を本体に入れる
3. 電源を入れてボタンを押す(MEDI[中煎り]/DARK[深煎り])
4. 約20分で焙煎から冷却まで完了
通常、手回し焙煎機や手網焙煎機では焙煎後にうちわやドライヤーで冷却する必要がありますが、ホームロースター RT-01では冷却まで自動で行われます。
火傷に気をつけて焙煎機から取り出せば、すぐに焙煎したてを飲むことができます。
MEDI(中煎り)の設定で焙煎したブルーマウンテン No.1 クライスデールはこれくらいの色合いになります。
DARK(深煎り)の設定で焙煎したブルーマウンテン No.1 クライスデールはこれくらいの色合いになります。
焙煎した豆を密閉容器に入れて保存する
焙煎した豆は粗熱を取ったら、密閉できる容器に入れて保存しておきましょう。
また、冷暗所で保管することもコーヒー豆を美味しく保つコツです。
自家焙煎ジャマイカ生豆「ブルーマウンテン No.1 クライスデール」の味わい
焙煎したブルーマウンテン No.1 クライスデールを、ハンドドリップで淹れて実際に飲んでみました。
MEDI(中煎り)の設定で焙煎したブルーマウンテン の味わい
MEDIの設定で焙煎したブルーマウンテン No.1 クライスデールは、雑味のないクリーンな味わいと上品な香りが特徴。口に入れて喉を通り抜けるまで一切の雑味が感じられず、透明感が素晴らしいです。ブルーマウンテンらしい芳醇な香りを邪魔することはありません。
DARK(深煎り)の設定で焙煎したブルーマウンテン の味わい
DARKの設定で焙煎したブルーマウンテン No.1 クライスデールは、深煎りの香ばしさが特徴。深煎りにしたことでビターチョコレートのようなほろ苦さが感じられます。一方で、ブルーマウンテンの透き通るようなクリーンな飲み心地は健在で非常に飲みやすいです。
まとめ
ブルーマウンテン No.1 クライスデールのおすすめの焙煎度合いはMEDIです。MEDIの焙煎度では、苦味や酸味がほとんどなくクリーンな味わいで、ブルーマウンテン No.1 クライスデールらしい上品な香りを堪能できます。雑味がなく飲みやすいので、独特なコーヒーが苦手な方にも美味しく召し上がって頂けるでしょう。
今野直倫
放浪のバリスタ兼WEBライター。
JSFCAコーヒーソムリエ・食品衛生責任者・飲食営業許可取得。
全国各地でカフェを開催。
自家焙煎のコーヒーを焼きたて、挽きたて、淹れたてにこだわって、
お客さんの目の前で一杯一杯ハンドドリップ抽出。
コーヒーの知見を活かしてWEBライターとしても活動中。
自家焙煎やお家カフェの楽しみ方や、役に立つコーヒーの知識をお届けします。